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外で読むときは本にブックカバーをします。 何を読んでいるのかあっさり知られたくないというのが大きいですね。 装丁が気に入らないからというときもありますが。 とにかく、人がいる場所ではブックカバーがないとまるで 服を着ていないような感覚におそわれます。 って、ちょとおおげさですけど。

「サバイバル英語のすすめ」(ちくま新書) で著者の西村肇氏はこんなことを言っています。

注意しないといけないのは、 世の中には日本人が英字新聞を読んでいるのを見ると、 むしょうにしゃくにさわる人がいることである。 私も酔っぱらいいから 「おれだって英語ぐらい読めるんだ。カッコウつけるんじゃねえよ」 とからまれたことがある。 不思議に新聞ではなく本だと同じ英語でも、からまれたことはない。

からまれたことがないからと言って、本ならば大丈夫とは思えません。 日本語の本でも表紙から分かる本の内容に反応してからむ酔っぱらい、 いそうです。「こんな本読んでインテリぶりやがって」とか 「僕はやり手ビジネスマンですって言ってるわけだ」 って感じでからまれたりするかも。

と、まあほとんど妄想ですが、 そんなかんなで人がいるところで読む本には必ずブックカバーをしています。

追記:2004-04-13

当然、保護という観点もあります。 なるべく表紙をきれいに保っておきたいです。 人から借りた本は必ずブックカバーをします。

でもやっぱり何を読んでいるのか知られたくない、というのが大きいかな。 透明ビニールで保護されてる図書館の本や古本屋で買った本にもブックカバーしますし。 もちろん、基本的に外に持ち出さない限りはブックカバーしません(人から借りた本はのぞく)。

自分がどのサイトを見ているのかを不特定多数の人に知られたくない、 という感情に近いかもしれません。 ブラウザの履歴が公開されるとちょっとはずかしいかも。 アンテナに載せたり、ここで紹介してるもの以外は、 秘密にしておきたいな。

ということは、逆に宣伝したい本、 オススメしたい本はブックカバーなしで良いかな。 でも、読みはじめにはオススメか否か分からないしな。 最初はブックカバーして、 途中で「これは面白い!」と判明したらはずす?

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普段は、 本屋さんや文房具屋さんで買った文庫サイズと新書サイズのブックカバー を愛用しています。皮よりか布製の方が好きです。

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ブックカバーが足りなくなったときやサイズがあわないときには自作します。 材料として一番気に入っているのが、テレパルの番組欄ページです。 控え目な色で赤系、青系、緑系とバランス良く配置されているのが良いです。

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世の中広いから、意外とこんな小ネタ好きな人いるかなと思い、 「テレパルブックカバー」の作り方を説明します。 といっても、 テレパル本体からペリッと 1 枚ひきはがし、 本にあわせて折るだけです。 あらら、説明するまでもありませんね。

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このテレパルブックカバー、 学生時代からいろんな人にすすめているんですが、 あんまりうけがよくないようです。 「ビンボーくさい」とか言われちゃったりすると、 その通りなだけに厳しいです。 まあ、自己満足の世界ですから。ははは。

あと、 本屋さんで本を買うとき「カバーをおつけしますか」 などと言われることがありますが、 文庫・新書でなく、かつ、 すぐに読みたい (帰りの電車や隣の喫茶店などで) 場合はつけてもらいます。 「どうしてもテレパルブックカバーじゃなきゃ嫌だ!」 というわけでもないです。 さすがに。

追記

2002-10-17

丸善の文庫本カバーは良くできています。 片方の端が袋状になっていて、カバーしやすく、安定します。 再利用もしやすいです。 デザインはそっけないけどね。

2002-10-17

「角川文庫 2002 夏のリラックス」という夏向け文庫本カタログ。 切りとって文庫カバーとして使えとのこと。 ううむ、いまいち不安定です。