自作の小さいソフトを公開するとき、面倒なので「無償・無保証・著作権放棄」と宣言している。

よく悩む状況としてこんなのがある。

大きなソフトならともかく、数行〜数十行の小さなのに、 ライセンスでいろいろ条件ついてると面倒なんだよね。 ライセンスについて何も書いてない場合、 どういう扱いなのか調べたり考えたりするのも面倒くさい。 何も考えないでコピー&ペーストしたい。 そりゃ、著者にメールで問い合わせれば、たいていはこころよくOKがでるとは思うけど、 そんなやりとりうっとうしいでしょ?

ということで、自分が公開するときは、小さいものに関しては、なんの条件もつけずに自由にコピー&ペーストできるようにしたいと思うのだ。 で、小さなものには「無償・無保証・著作権放棄」を宣言し始めたのである。 何も考えないでコピー&ペーストしてください、 という宣言である。 利用者の余計な悩みも減るだろうし、余計なやりとりも減るだろうし、めでたし、めでたし。

しかし、調べてみると、厳密には日本の法律では著作権を放棄できないらしい (ref. Insider's Computer Dictionary)。 でも、私の言う「著作権放棄」宣言は「宣言したソフトにパブリックドメインソフトウェア(PDS)と同様の配布条件を与え、事実上PDSと同じ扱いになるようにするものである」と解釈するということにしておけば、なんな感じだけど問題なさそう。

まあ、「PDSと同等の配布条件」と宣言しておけばいいんだろうけど、初めて見る人には分かりづらい。 やっぱ「著作権放棄」を宣言して、安心感を与えたいね。

そんなわけで、みなさんも、どうでもいい小物プログラムは「無償・無保証・著作権放棄」宣言してみてはどうでしょう? 管理するものが減って気が楽です。